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結婚生活に違和感がある人にお勧め本|日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体

2018年3月29日

表紙のイラストはコミカルですが、内容はとても論理的に解説されていておもしろいです。

日本人が抱く「生き苦しさの正体」を日本の自殺率の高さや、DV、いじめ等とも関連付けて解説されています。

女性は結婚したら家事や子育てに専念すべきなのか、専業主婦になるべきなのか、という点について何か違和感がある方は、違和感の正体が明確になります。

タガメ女とは

著者の造語ですが、タガメのように旦那さんを搾取する女性の事をそう定義されています。

アマゾンのレビューを見ていると辛辣なものもありますが、自立しておらず旦那さんに強く依存している女性にとっては、耳に痛い内容かもしれません。

私自身実は過去、とある事情で1度結婚しかけた事があったのですが、土壇場で踏みとどまった経験があります。

踏みとどまった理由として、相手の女性は私を必要としてくれているのは激しく感じられたのですが、愛されているとは感じられず、その人と予想される未来も重苦しい感じしかしなかったんですね。結婚しても搾取されるようなマイナスイメージしかありませんでした。

付き合っていた理由としては、私自身その時は頼られる嬉しさもあり、共依存だったと思います。

子育ては主婦がつきっきりで取り組むべきなのか?

本の中で特に印象に残った言葉を引用します。

少子化時代の今、平均1.2~1.5人と言われる子どもを育てるのに若い女性が全力を注ぎ、かつ母親として一生をかけてまで子どもを育てなければならないというかのような風潮は、行き過ぎと言えるでしょう。

そんな社会において、"専属の養育係"と化した母親から、あらゆる執着と監視の目を向けられる子どもは、たまったものではありません。子育ては、親自身が生きる営みの中で、自然に行われるべきものなのです。

確かにごもっともだなと思います。

「危ないから」や、「失敗しないように」という理由で監視されたり束縛されると、子供が反発心を抱くのも無理はありません。

「結婚したら女性は主婦業に専念すべき」という価値観、風潮になんとなく違和感がある人は、その違和感がクリアになります。お勧めです。

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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

ジョイカウンセリングスクール代表。福岡にて心理学・コミュニケーションセミナー、心理カウンセリングを実施。2004年よりプロとして活動してます。プロフィール

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