ジョイカウンセリングスクールでは、毒親の元で育った方向けに心理カウンセリングを行っております。(福岡市、糸島市で実施してます)
幼少期に親からの愛情が不足していると、どうしても自己肯定感は低くなります。
また、その環境で何とか生活するために感情を抑え込まざるを得なかったり、その時に無意識に身に付けた習慣や考え方が、今の生きにくさを作っているケースが多いです。
恨みや怒りや悲しみも、人であれば湧いてくる自然な感情です。
毒親の元で育ってきていても、大人になってからでも、適切にケアしていく事で生きやすさを作れます。
毒親だった場合の影響
次のような親だった場合、マイナスの影響が強いです。
- 親から虐待を受けていた
- 父親が母親に対してDVを行っていた
- 理不尽なしつけが多く、自分を認めてくれなかった
- 子供の話・言い分を聞いてくれず、一方的に叱られることが多かった
- 親のグチの聞き役だった、親を助ける事が多かった
- 過保護、過干渉で自分で選ぶ機会が少なかった
特に家庭内暴力があると強い苦しさや怒り、恨みなどの感情がわいてきますが、子供の場合はそこから逃げることができない上、まともにそれを感じていたら生活出来なくなってしまいます。
ですので、無意識のうちにそういった感情を抑え込んで、感じないようにする事で何とか生き延びる術を身に付けておられる方が多いです。
大人になってからもそれを無意識のうちに続けた場合、自分の中の怒りや悲しみ、苦しみはどんどん溜まっていきます。
その結果限界を超えると、うつや過呼吸、胸の動悸など症状となって現れる場合もあります。
改善方法
改善方法としては、まずは本音の部分、本当に感じている事を見ていく事です。
感じないようにする心のクセは、それまでは自分自身を守るために行っていた事ですが、大人になってからもそれを続けると、限界を超えると心や身体にもダメージを与えます。
感情を出せるようにするには、1人ではやりにくい場合も多いです。是非心理カウンセリングをご活用下さい。一生使える楽な生き方が出来るよう、サポートします。
その他のケースを紹介します。
しつけが厳しく認めてくれなかった
厳しい場合でも、良くない理由を論理的に説明してくれたり、こちらの言い分を聞いてくれる場合は良いのですが、そうでない場合は完璧でない自分はダメなんだ(完璧でなければならない)という思い(価値観)が根付きやすくなります。
この価値観があり、すべて思い通りに完璧にできれば問題無いのですが、現実は難しいです。特に親や他の誰かに対する怒りや悲しさなど、マイナスの気持ちが少しでもあると、そんな自分が嫌になります。
この場合は、まずはこの価値観があることを自覚し、完璧でない自分を誰かに肯定してもらえると、ネックとなっている価値観が緩みやすいです。
理論的には「完璧でなければならない」を「完璧であった方が良い」、くらいに緩めると楽になりますが、体感としてカウンセリング等で誰かに受け止めてもらう、認めてもらう体験があると理屈だけではなく、心で納得できます。
子供なのに親を助ける機会が多かった場合
暴力は無くても、幼少期に親のグチの聞き役でなかなか親に甘えられなかった場合、無意識のうちに
という価値観が根付く場合があります。
一見何の問題もなさそうですが、無意識に自分よりも他人を優先してしまうため、
- 自分はどう思っているか、どう感じているか
- 自分は何がしたいのか
がおざなりになり、自分の意見を言えなくなったり、頼み事をされると断れず、仕事を抱えてしまう傾向があります。
過労にも繋がりますし、何よりも自己理解が弱くなります。
ジョイカウンセリングスクールでは、心の深い部分を知るための様々な心理療法を実施しています。(絵画療法、箱庭療法など)
人に頼るのが苦手な部分、1人で抱え込みやすい点を改善する、自己理解を深める方法としてお気軽にカウンセリングをご活用下さい。
親から一旦離れるのがお勧めです
毒親と無理に関わる必要は無いです。
親には感謝すべき、親は大切にすべきという価値観が浸透していますが、親の影響で自己否定感が強いと、そんな気持ちが出てこなくて当然です。
親から言って欲しかった言葉がもらえなかったり、やって欲しかった事をしてもらえなくても、大人になってからでも自己肯定感を高める事ができます。
動画でも解説してますので、ご参考下さい。