心理カウンセラーの井上です。
先日久しぶりの6年ぶりに大阪に行き、私が大阪にいた時に大変お世話になったアビリティー
の長谷川先生の造形療法を受けてきました。
きっかけは、いつもは私がセッションをやる側なのですが、やりながらも「俺も受けたいな~」と思う事が何度かあった事と、実践心理カウンセリング講座のプログラムに入れている造形療法のバージョンアップも目的です。
今回私が大阪に行くという事で、アビリティーの他の受講生の方も来て頂いていて、その方たちとグループカウンセリング形式での造形療法を受けてきました。
造形療法のメリット
造形療法は、物を使う他の心理療法の箱庭療法やコラージュ療法と比べ、何かを選ぶのではなく、自分でゼロから形を作っていきます。ですので、心がダイレクトに現れやすいのが大きなメリットなのですが、それにも増して今回感じたのは、
粘土を触ることで無意識の心の深い部分が自然と現れる
という点です。
造形する際、いきなり「では自由に作ってみて下さい。」ではイメージがわきにくいので、今回は粘土で造形する前に、カウンセラーの長谷川先生から「こんなイメージでやってみて下さい」という話をある程度聞いた後に、実際に取り掛かったんですね。
話を聞きながら、粘土を触る前から「こういう物を作ろう」というイメージがあったのですが、いざ粘土をこねて触っているうちに気が変わってきて、最初イメージしていたものとは別の物を作った自分に驚きです。
粘土を触る事で、理性の部分で考えている事よりも、無意識の心の深い部分、本音の部分が自然と現れやすい心理療法だと改めて実感しました。
造形療法でのグループセッションの方法もいくつか教えて頂き、講座の幅が広がりそうなのも何よりです。
納得できるカウンセリングを体験出来て感謝です!