2024年6月7日、福岡県労働者支援事務所労働相談担当職員向けの傾聴研修を担当致しました。
傾聴研修の内容
現場で実際に様々な労働相談を受けられている方のスキルアップ研修で、傾聴の基礎から実践まで3時間の研修でした。
労働相談で最も多いのが人間関係の悩みで、仕事内容と研修内容が直結しているため、参加されている方は非常に熱心に研修に取り組まれていました。
傾聴ロールプレイ
皆さん普段から仕事で傾聴を使っての相談はされていますが、今回基礎内容やその意味などをお伝えした後、傾聴に取り組んで頂いています。
研修では参加者同士での傾聴トレーニングはもちろん、講師と参加者での傾聴トレーニングも交えて行っています。
皆さん非常に丁寧に、真剣に関わってトレーニングに取り組まれていました。
傾聴は集中力をかなり使う関わりのためハッキリ言って疲れるのですが、この真剣に相手に関わる姿勢こそが「この人になら話してもいいかな」に繋がります。
質疑応答
質疑応答は各傾聴技法を実践して頂いた後と、研修の終盤に行っています。
非常に積極的にご質問いただき、労働相談に来られる方のお役に立ちたい気持ちが強いからこそのご質問が100%で、誇りを持ってお仕事に取り組んでおられる姿勢を強く感じました。
労働者の方にとって、労働相談員の方の存在は、強い心の支えになる時も多いと思います。
今回の研修が、福岡県の労働者の方の心の健康はもちろん、労働相談に来られる方に貢献できることを願っております。