ストックホルムでカウンセリングを受けつつ、キャンプ場生活滞在20日を越えると色んなことが頭をよぎりました。
「帰国のときは良いイメージを持って帰れるのか」
「スウェーデンに来て以来、キャンプ場と市内の往復以外ほとんど移動してないが、自分の心は本当に動いているのか」
「予想外に雨の多さで、雨にふさわしいテントで来ればよかった」 などなど。
ユング心理学では、夢は 「自分から自分へのメッセージ」 と言われていますが、この頃はかなりダイナミックな夢を見ていました。とにかくせっかく海外まで来たし、なんとかしたいという思いで、すべての夢を日記につけていました。夜の2時だろうと3時だろうと、できるだけ自分の夢を拾って書いていました。夢は書かないと、とても忘れやすいから。
自分でもその夢の分析をしていました。夢の「自分から自分へのメッセージ」も、わからなくはないのですが、はっきり言うとなかなか信じられなかったのです。自分が本当に夢のことを感じているのかとか、夢のような力があるのかなどなど。
そのときにカウンセラーの方から言われた、
「必ず最後には今までのことが1つになりますから」
というコトバは、完全に私を、夢が伝えてくれている私の無意識を信じ切った言葉。まさに自分の夢が信じられない時だったので、とても、とても心に響きました。
『夢(無意識)はウソをつかない(つけない)』 と言いますが、夢が伝えてくれる自分自身が本当に感じていること、自分自身の変化、自分自身の力を受け止めることで、人生をより楽しめると思います。
(写真はキャンプ場近くの湖)