細かいところによく気がつく人ほど、部屋の隅のささいなホコリが目につきやすいものです。
「細かい所までよく気がつく」というのは、身近な人や場のささいな変化に気付けるという大きなメリットがあります。
しかし度を超えると、「あそこがまだ少し汚れている!」ということが気になりすぎて掃除に疲れてしまうこともあります。今回は、そんな悩みを解消してくれる本を紹介します。
- 掃除に神経質になって疲れやすい
- 楽に美しく出来る掃除の仕方を知りたい
という人にお勧めの本です。
「ドイツ流掃除の賢人」沖幸子(著)
心地よい空間を大切にするドイツ人は掃除上手で、部屋はいつも整理整頓が行き届いている。著者が留学中に学んだ「時間も労力もかけないシンプルな掃除術」を紹介する。わずか15秒の“ながら掃除”から、15分でできるキッチン、トイレ、リビングなどの掃除術まで、磨き上げた著者宅の写真入りで、昔ながらのドイツの知恵を披露。
私自身この本を読んでから、掃除がとてもシステム的に、時間も最小限で楽になりました。
定期的に掃除をしている箇所は、
- 部屋の掃き掃除
- テーブル(PC台)拭き
- トイレ、お風呂
- 窓ふき
くらいです。
キッチンやシンクは料理の都度、料理中や皿洗い後に汚れた箇所を拭いてます。掃除に至っては、「ながら掃除」だと掃除をしているという感覚がなく、とても効果的です。
部屋の掃き掃除も毎日5分ほど。その他は週1や月1間隔で掃除のスパンを決めてます。本の中にも
「15分以上掃除を続けてやらないこと。その方が掃除に対して嫌な感覚がつきません」
とあります。実行してみて本当にそのとおりだと思います。
掃除をする意味
私にとって掃除はその場所や、そこにいる自分を大切にするという儀式的な意味合いも確かにあります。
ただ、それよりも単にきれいな空間にいたいだけなのでやってます。
これがもし、「完璧にきっちりと物事を行うこと」を目的とした掃除だと、やってもやってもどうしても細かいホコリはあるものだと思いますので苦しくなると思います。私自身かなり細かいほうなので、今でもPCの中や、冷蔵庫や洗濯機の下のホコリは若干気にはなっていますが、そこまでの所は放置してます。「そこそこきれい」で十分だと思います。
掃除に関する本はかなり出ていて、私も一時期ハマりました。10冊近く読みましたが、この本が一番具体的に、楽に実行しやすい掃除の方法をピックアップしてくれていると思います。
- 掃除に疲れた
- 楽にきれいな空間を作れる掃除の仕方を知りたい
という方にとてもおすすめの本です。