私を産み、育ててくれた母は非常に擁護的で、言葉を変えると過保護なところもあります。私が30を越えた今でも、私のことを心配して
「あんたは寒さに弱いだろう」
(学生の時は山岳部で冬山に行ったりしてますが・・) と身体を心配して言ってくれたり、
「あんたは方向音痴だろう」
(世界の色んなところを自転車でツーリングしてますが・・) と言ってくれたりします。
こんな風に今でも擁護的なのですが、私が学生のときに冬山に行ったり、自転車で海外ツーリングをするのを止めませんでした。
正確に言うと止められたのですが、私のごり押しを容認してくれていたようにも思います。
今の母の言葉から察すると、当時は心配をしていたんだろうなと思います。
最近とても心に響く言葉に出会いました。それは、
by 新居 格(にい いたる)
「人間行きつくところは同じ。どうせ死ぬ。だったら、自分の思う道をどんと進もう!」という意味合いの言葉。
私自身今まで好きなことをやらせてもらっていますが、節々で「やりたい」と素直に思ったことを、もしやってこなかったらきっと「後悔」してたんじゃないかなと思います。
もちろん日々の生活の中で、やれることとやりにくいことはありますが、年をとってから、あのときもっとこれをやっていれば・・と後悔はしたくありません。その気持ちを忘れないようにさせてくれる言葉。
すべての道がローマに通じるなら、ドン・キホーテよ、デタラメに行け!