心理カウンセラーの井上です。先日、傾聴トレーニング9,10を開催しました。
これまでのトレーニングでは主にオウム返しや共感のことばなど、相手発信の言葉の受け止め方を行ってきましたが、今回からそこにさらに質問を加えています。
傾聴では主にオープンクエスチョンという相手が自由に答えられる質問をするよう意識して頂いてます。というのも傾聴やカウンセリングでは、相手の方が思っていること、感じていること、話したい事を自由に話してもらう点を重視しているためです。
自由に話しているうちに思ってもみない事が話せたり、自分でも気付いていなかった部分を話せることもあります。
オープンクエスチョンは普段あまり使う機会が少ないため、やってみると難しく感じられる方がほとんどです。私自身も初めて傾聴トレーニングに取り組んだときは、2分ほど質問したところで何を聞いてよいかわからなくなり、沈黙を作ってしまっていました。
トレーニング生も質問にはかなり困られている様子でしたが、ほとんどのトレーニング生が通る道です。質問もトレーニングで必ず身に付きます。私自身もそうでした。応援してます!