心理カウンセラーの井上です。先日、傾聴トレーニング7,8を開催しました。
傾聴スキルのポイントは大きく6つに分けられますが、何か1つに意識を向けると、始めはどうしても他のポイントへの意識が薄くなります。
スキル1は出来るけど、スキル2はおろそかになるという状態に、どうしてもなります。
これをクリアにするにはスキルを自分に馴染ませる(意識しなくてもできるようになる・慣れる)しかありません。
そしてそれらをスキルが上手く使えていても、不自然な会話になる場合があります。非常に多くの方が通る道ですが、自分が傾聴がうまくやれているかどうかに意識が向くと、傾聴の本来の目的に意識が向きにくくなるためです。
傾聴の本来の目的は、相手と良い関係を築くため、相手をより良く知るためです。
会話の中で傾聴スキルを使い、その上でさらに相手のことを知りたい、相手と良い関係を築きたいと思いながら関わる事で初めてスキルが活き、相手が辛いことを打ち明けられる会話になります。
トレーニング生の方は、自分自身の課題を実生活でも意識して取り組まれ、着実にスキルアップされてます。応援してます!