心理カウンセラーの井上です。先日、傾聴トレーニングコース19,20を開催しました。
このコースは、実際にカウンセラー役、相談者役に分かれて傾聴を行い、傾聴力を高めていきます。トレーニング生同士でやる場合もあれば、私が相談者役になって行う場合もあります。
傾聴しながらうまくやれていないと感じたり、途中で質問に困ったりすると、どうしても相談を受けるのが苦しくなって、聞き手がカウンセラーとしての立場を降りたくなる時があります。
相談を受けている側が会話を止める行為ですが、これをやるとどうしてもトレーニングに対する真剣味が薄れて伸びにくいです。何より実際に相談を受けている途中に、不自然な形で会話を終わらせることはできません。
私自身が相談者役として話しをする時、質問力を高めてもらうためにあまり話さない場合もあります。そのためトレーニング中に「次の質問に困っているな」と感じられる場面もありましたが、トレーニング生の方はそれでもカウンセラー(相談を受ける側)としての立場をしっかりと取り切り、関わり続けておられました。Very Gooooood!!です。
これをやると自信もつきますし、着実にスキルも伸びていきます。
毎回のトレーニングに対して全力で取り組めば、必ず次の課題が見えてきます。傾聴トレーニングではこの課題をクリアし続け、目標とする関わり方・スキルを身に付けていきます。ジョイカウンセリングスクールは頑張るあなたを応援しています。