心理カウンセラーの井上です。
先日、実践心理カウンセリング講座の「問題の本質を見る」、「傾聴技法2」を実施しました。
傾聴はカウンセラーとしての話の聴き方・かかわり方で、ラポールを築くのに欠かせないスキルです。
ラポール(rapport フランス語)とは、カウンセラーとクライアントとの絶対的な信頼関係です。これがあれば、クライアントの方が打ち明けにくい事も話して頂けますし、カウンセラー側から情報提供やアドバイスした際にも受け取ってもらいやすくなります。
そんなラポールを築くのに欠かせない傾聴技法ですが、傾聴しながら話を聴くことは意外に簡単ではありません。受講生の方のご感想を紹介します。
傾聴はレッキとした「スキル」なので、使えば使うほど馴染んできて効果を発揮します。傾聴の時に最も大切なのは、受講生も書いておられますが、傾聴スキルを使いながら一生懸命に相手に集中して関わることです。
その関わり方で、相手の方に「この人になら話せるかな」と感じて頂けます。
私自身初めて傾聴に関する講座を受けた時は、あまりに出来なくて落ち込んで帰りました。。。
ただ、傾聴は比較的身に付きやすいスキルで、その後に取り組んだ傾聴トレーニングでは、1つ1つステップアップ出来る喜びを感じられました。
傾聴を身に付ける過程では、話を聞くスキルが身に付くだけではなく、思いがけないメリットも得られます。
一生使えるスキルですので、是非普段の生活で実践していってみて下さい。