氷点は、上下巻、さらに続氷点も上下巻ありますが、一気に読み切りたくなる本です。
約20年ぶりに読んだのですが、スウェーデンに行く前になぜか氷点が読みたい気分になり、飛行機の中と現地で一気に読み切りました。
氷点には人の「本音」がとてもリアリティに書かれていると思いました。
恨みや妬み、性の部分など、普段生活していると抑えざるを得ないことが多いと思います。いわゆる人の「本音」の部分なのですが、カウンセリングでもこの「本音」はとても大切なものです。氷点にはこういった人の「エグい本音」のところがよく書かれているのですが、それでも読後はとても心地良いです。
未読の方は秋の夜長に是非!