「ネガティブな人」が好きな人は、あまりいないと思います。
だからこそ、ネガティブな感情(腹が立つ、つらい、苦しい、悲しい、寂しい、不安etc・・・)や態度は周りには出しにくいものです。感じるとしんどいものでもあります。
しかしネガティブな感情を抑え込むと、どんどん溜まって感情のコントロールが効きにくくなったり、やる気がでなくなったり、眠れなくなったり、身体に影響がでることもあります。
先日のジョイカウンセリングスクール実践心理カウンセリング講座、造形療法の講座では、このネガティブな感情を振り返って、粘土で表現して頂きました。
【Aさんの造形・衝突物】
造形を通してグループで会話した後に他の参加者からもらったプレゼントは、「絆創膏を貼る人」
Aさんの造形療法を受講しての感想を紹介します。
また、他の方も多少なりとも自分と同じように大変な思いをされているんだなというのがわかり、もう少し自分自身気持ちを楽にして生活したほうがいいなと思いました。(自分だけが悩んでいるわけではないということがわかりました。)
【Bさんの造形】(丸いものは今まで感じてきて、片がついているマイナスの感情。その近くにあるものは、それを支えるでこぼこしたもの)
造形を通してグループで会話した後に他の参加者からもらったプレゼントは、「丸いものを支えるでこぼこのものをやさしく包み込む布のようなイメージ」
このプレゼントをもらわれたときのBさんの表情がとても嬉しそうなのが印象的でした。Bさんのご感想は
Cさんの造形は、寂しさやつらい感情が埋葬されている外国のお墓のイメージ。
造形を通してグループで会話した後に他の参加者からもらったプレゼントは、「それまでのネガティブな感情や、人と人とをリンクさせる輪のイメージ」
Aさんのご感想を紹介します。
抑えている、もう解決できていると思っていた気持ちや過去の寂しさなどが今現在も生活している中で影響しているように感じました。
他の方のお話を聴くことで、自分を見ることができました。1つ1つクリアして前に進む力にして、他の方とより良く関わっていくことができたらと思います。
マイナスの感情は「感じたくないもの」でもあると思いますし、「出しづらいもの」でもあります。プラスの感情を大切にするように、マイナスの感情も大切に、見れるときに見てあげることで、気持ちを変えることができます。
マイナスの感情を見て、ケアをすることは、心の掃除でもあると思います。